はじめに
こんにちは。
異なるオブジェクトのレコード件数を一覧表示する方法をご紹介します。
今回は、Salesforceで異なるオブジェクトのレコード件数を一覧表示する方法についてご紹介します。今回の方法はレポートとダッシュボードを利用することで可能となります。
では以下で設定方法を解説していきます。
異なるオブジェクトのレコード件数を一覧表示する
１.事前準備
前提情報として、今回一覧表示に使用するオブジェクト名称を「オブジェクトA」「オブジェクトB」「オブジェクトC」とします。
２.実装方法
①各オブジェクトのレコード件数を表示するレポートを作成
まず、今回使用するオブジェクトのレポートを各自作成していきます。なお、オブジェクトを一覧で表示するために、以下の注意点につきご留意ください。
・ダッシュボードでの表示の為に、[グラフを追加] をレポートで行います
・[グラフを追加] は レポートで何らかの項目をグルーピングする事で可能になります
以下、各オブジェクトのレポートを作成したものです。
オブジェクトA
オブジェクトB
オブジェクトC
②ダッシュボードを作成
次に、ダッシュボードを作成していきます。
[ダッシュボード]タブから、[新規ダッシュボード]をクリックし、任意のダッシュボード名を設定し、[作成]します。今回は画像①のように、ダッシュボード名を「レコード件数一覧表示」とします。
次に、ダッシュボードの編集画面の[+ウィジェット]をクリックし、画像②のように[グラフまたはテーブル]を選択します。そして、画像③のように、先ほど作成した各オブジェクトのレポートを選択します。（画像③のソースレポートはオブジェクトAのレポートとします）
次に、表示内容の編集画面に移動しますので、画像④のように、表示タイプ[レコード件数］を選択し、[追加]をクリックします。
同じ手順で、オブジェクトB、オブジェクトCのレポートをソースとしてウィジェットを追加します。すると、画像⑤のように、３つのレポートが、ダッシュボードに追加されます。各ウィジェットは移動及びサイズ変更が可能ですので、わかりやすい表示にするために、画像⑥のように編集しました。
これで、ダッシュボードの編集は完了です。最後に[完了]をクリックします。すると、画像⑦のように、異なるオブジェクトのレコード件数が一覧で表示されるようになりました。
まとめ
今回は、異なるオブジェクトのレコード件数を一覧表示する方法をご紹介しました。
ダッシュボードを活用することで異なるオブジェクトのデータを一元的に確認できるようになります。
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