Salesforce活用記事 レポート

Salesforce: 活動を作成していないユーザーを把握する方法

  1. HOME >
  2. Salesforce活用記事 >
  3. レポート >

Salesforce: 活動を作成していないユーザーを把握する方法

はじめに

こんにちは。
今回は、活動を作成していないユーザーを把握する方法についてご紹介します。
具体的には標準レポートタイプ「ユーザー」でレポートを作成することで、活動を作成していないユーザーを把握することが可能となります。

では設定方法をご紹介していきます。

活動を作成していないユーザーを把握する

1. レポートを作成する

活動を作成していないユーザーを表示するレポートを作成します。
[レポート]で[新規レポート]をクリックし、レポートタイプ名[ユーザー]を選択、[レポートを開始]をクリックします。するとレポートが作成され画像①のようにレポートの編集画面が表示されます。なお、画像①のレポートで表示されているユーザーのうち1行目の「Air」のみが活動を作成したことがあるユーザーとなっていますので、最終的に「Air」が表示されないレポートを目指して設定を行なっていきます。

画像①

また、レポートに項目を追加・削除したい場合は画面左側の[アウトライン]タブの[列]から行うことができます。今回はシンプルな表示とするために画像②のように「姓」「名」列のみレポートに表示することとします。

画像②

2. レポートにクロス条件を設定する

次にレポートへ「クロス条件」を設定していきます。「クロス条件」とは特定の条件を満たす関連レコードを絞り込む、または除外する際に使用する検索機能です。
画面左側の[検索条件]タブをクリックし、[条件]の右側にある「▼」をクリックします。そして、画像①のようにリストが表示されたら[クロス条件を追加]を選択します。選択後、画像②のようにクロス条件の編集画面が表示されるので以下のように値をセットし[適用]をクリックします。

条件
[表示]:「ユーザー」「関連しない」
[セカンダリオブジェクト]:「活動 (作成者)」

条件の解説
上記のように設定を行うことで、活動 (作成者)項目に登録されていないユーザー、つまり活動を作成していないユーザーのみがレポート上に表示されることとなります。

画像①
画像②

クロス条件の適用後レポートの表示は画像③のようになり、活動を作成したことがある「Air」を除外することができました。設定は以上になるので、最後に画面右上の[保存]でレポートを保存して終了となります。

画像③

参考:特定の期間内に活動を作成していないユーザーを把握する方法

参考として、特定の期間内に活動を作成していないユーザーを把握する方法をこちらでご紹介します。前述したクロス条件に条件を追加することによって、例えば「今月活動を作成していないユーザー」など期間を指定してレポートに表示させることが可能となります。

ここでは先ほど設定したレポートを引き続き使用して、「今月活動を作成していないユーザー」を表示するレポートを作成していきます。なお、説明に使用しているユーザーには今月活動を作成しているユーザーはいないので、最終的なレポートには全てのユーザーが表示されることとなります。

はじめに設定したクロス条件の[活動 (作成者)の検索条件を追加]をクリックし、画像④のように選択できる項目が表示されたら「作成日」を選択します。すると、画像⑤のようにクロス条件の編集画面が表示されるので以下のように値をセットし[適用]をクリックします。

条件
[演算子]:「次の文字列と一致する」
[日付]:「今月」(相対日付を使用)

条件の解説
上記のように設定を行うことで、今月に作成された活動レコードにおいて活動 (作成者)項目に登録されていないユーザー、つまり今月活動を作成していないユーザーのみがレポート上に表示されることとなります。

画像④
画像⑤

クロス条件の適用後レポートの表示は画像⑥のようになり、先ほどのレポートとは異なって今月は活動を作成していない「Air」がレポートに表示されました。以上のように、期間を指定して絞り込むことでより細やかに管理することが可能です。

画像⑥

まとめ

今回は活動を作成していないユーザーをレポートによって把握する方法についてご紹介しました。
活動を作成していないユーザーを把握するレポートを作成し、ヒアリング等によって活動を作成していない原因を特定・改善することで業務の効率性の向上やSalesforce定着化の促進が期待できます。

Salesforceに関するお悩みはありませんか?

今回ご紹介したレポートをはじめとするSalesforceの機能活用について、

「調べるのに時間がかかる...」
「作ったはいいがバグが起こらないか心配...」
「Salesforceを活用したいけどそこまで手が回らない...」

などお悩み事はありませんか?

Air合同会社ではSalesforceエンジニアを一人雇うほどの業務は無いが、業務を任せたいというお客様へ月 数時間~40時間で柔軟にご利用頂けるSalesforce活用支援サービスを提供しています。
機能の実装や改善のご提案、社内での内製化支援まで、Salesforce認定資格保持者で構成される当社チームが貴社のSalesforceのお悩みを解決いたします。Salesforceをより活用し課題解決を行なっていくための手段としてぜひご検討ください。

Salesforce業務を他社に外注するイメージがわかない…という方に向け、外注する際のメリット・デメリットやSalesforce開発の流れを以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
Salesforce運用保守を外注するメリット・デメリットとは?
Salesforceのノーコード・ローコード開発の流れを解説!

また、弊社では「サービスについて簡単に知りたい」「Salesforceの使い方について相談したい」などSalesforceに関する無料相談会も随時実施しています。
貴社の課題解決のお力になれるよう、Salesforce認定資格を持つ担当者が心を込めてサポートいたします。まずはお気軽に下記ボタンよりお問い合わせください。

Salesforceオンライン無料相談会​​

Air合同会社では
「サービスについて簡単に知りたい」
「Salesforceの使い方について相談したい」

など、Salesforceのお悩みに関する無料相談会を随時実施しております。

\Salesforce認定資格を持つ担当者が対応!/

無料相談のご予約はこちら ×
  • この記事を書いた人
アバター画像

Suzuki

Salesforceの認定資格「Salesforce認定アドミニストレーター」を保有しています。 IT業務経験ゼロからSalesforceに関する実務に携わってきた経験をもとに、初心者の目線に立って各種機能の活用方法や設定手順をステップバイステップでわかりやすくご紹介します。

-Salesforce活用記事, レポート
-,